Apple大好き、Xaidです。
今回は私のApple遍歴を書いていきたいと思います。
初めて出会ったMacintosh
人生で初めて出会ったパソコンは、中学校の時に兄が自宅で所有していたApple Computer(現Apple)のMacintosh(マッキントッシュ)でした。
確かPerforma 550か575だったと思いますが、コンパクトな一体型のボディがとてもカッコ良い印象でした。
ただ、それが何に使うものか中学生の私には当時はさっぱりわからなかったのですが、その後兄の部屋にはいつの間にかPerformaがなくなり、新たにLC 630という本体・ディスプレイ別体のMacintoshが置かれ、その横にはMIDIという機器、キーボードの横にはWacomのペンタブレットが置かれていました。
その後、パソコンではワープロソフトで文章を書いたり、ペンタブレットで絵を描いたり(ソフトはPainterだったと思います)、映像もキャプチャーして動画ファイルにできたり、楽譜を作って音楽を鳴らしたりできる、万能なコンピューターだということを教わりました。
それからしばらく兄のパソコンを使わせてもらい、絵を描いたり音楽を作ったりしてました。
それはもう、楽しくて楽しくて。兄の部屋に入り浸っていたような気がしますよ。
兄は迷惑だったかもしれないですけど。
それから、高校に入りパソコンを使う部活に入りました。
そこに置かれてあったのは兄の部屋で見たパソコンと同じMacintoshだったのです。
学校の部室に置いてあったのはディスプレイ一体型のPerforma 5210だったかと思います。
学校に置いてあるパソコンがMacintoshって珍しくないですか?
もちろんWindows PCもありました。でもMacintoshも置いてあったのです。
部活の顧問の先生がMacintosh推しだったからかもしれませんが。
部活では学校のホームページも作りました(勉強のためで実際に採用し方どうかは覚えていませんが)。HTMLの勉強もしました。
Adobe Photoshopを使って絵もいっぱい描きました。
初めて手に入れたMacintosh
いつかは自分もMacintoshが欲しい!
そう思い続けて、学校帰りにはMacintoshが置いてある家電量販店に行き、実機を眺めて触ってはカタログを持ち帰って舐め回すように見ていたものです。
ただ、やはりパソコンというのは高いもの。Macintoshはなおさらです。
バイトにも行っていない高校生の自分には到底手が出せるものではなかったのです。
母親に頭を下げて下げて下げて・・・・。
そして買ってもらったのがPower Macintosh 8500。
当時ハイエンドのMacintoshがタワー型で、どうしてもタワー型が欲しかった。
当時のフラッグシップが9500シリーズでその次のスペックだったのが8500シリーズでした。
ミドルタワーのとてもカッコ良い筐体で、見た時に一瞬で心奪われました。
映像入出力がついていて、映像も編集することができました。
ミドルタワーなので、安いわけがありません。
今覚えば無茶苦茶なお願いだったのですが、それでも買ってくれた母親には本当に感謝しかありません。
Power Macintosh 8500/132のスペック
- CPU:Power PC 604、132Mhz
- メモリ:16MB
- ハードディスク:1.2GB
- オンボード上に2MBのVRAMを装備、最大4MBまで拡張可能
- フロッピーディスクドライブ、4倍速のCD-ROMドライブを内蔵
- 16ビットステレオサウンド入出力
- 24ビットコンポジットおよびSビデオ入出力
今見たら「えっ?」というようなスペックですが、当時のパソコンとしてはとても良いスペックだったのですよ。
まぁ、メモリに関しては当時も同じで、メモリが少ないとソフトが十分に動かせないから、メモリは増やしておくべきだっていうのは部活の先生からよく言われていましたね。
このPower Macintosh 8500はとにかく外観がカッコ良いんですよね。
タワー型なので拡張はたくさんできます。
ただ拡張なんてやすやすとできませんよね、高校生には・・・
当時Macintosh(マッキントッシュ)という名称から略して「マック」という愛称でユーザーに呼ばれていました。Macという名称が品名に使われたのは1998年に発売されたオールインワンパソコンのiMacからなんですが、正式に「マック」という呼び方が愛称から正式名称になったのは2010年からだそうですよ。
また、Macに搭載されているOSは「Mac OS」という名称ですが、私が初購入したMacintoshには「漢字Talk(かんじとーく)」という名称でした。バージョンは7.5.2で、7.6からMac OSという名称に変わっています。漢字Talkは日本だけのOS名称だったようです。