Type CとLightningとの共存について
iPhone 15 Pro MAXに機種変更して数日が経ちました。
やっぱり新しいスマホは良いですね。
iPhone Xから採用されているノッチからの変更である「ダイナミックアイランド」は新しいと感じるも、普段の生活ではさほど意識するほどのことはなく(逆にいうとそのくらいの存在感が良いのだ)、5倍ズームのカメラも画質がいまいちな感じがしています(暗所が弱いだけなのか・・・)。
久々の6.7インチなので、今回のチタニウムボディの恩恵があるのかどうかというところでいうと、直前に使用していた13Proの203gと比べ15Pro Maxが221gと重くはなっているし(そりゃあ以前のMAXと比べれば軽いのだろうけど)。
あ、そうそう。15Proで採用されたアクションボタンも結局「消音」モードのままになっています。このアクションボタンを「カメラ」モードにしている方もいらっしゃいますが、私個人の意見としてはiOS14で追加された機能「背面タップ」でカメラ起動の方が使いやすいのではないかと思います。
そして15になって大きく変わったことがもう一つ。
コネクタがLightningからUSB Type Cに変更されたことです。
この変更はとても大きな変更だと思います。みなさん「やっとか!」と思ったのではないでしょうか。
喜ばしい反面、今までの環境との共存をしていかなくてはいけません。
いままでの環境とはLightningケーブルのことです。
Lightningコネクタは2012年に発表されたiPhone 5で初採用されました。
それまで採用されてきたDockコネクタよりも小型化され、表裏関係なく接続できるのが特徴です。
これまで様々な機器にこのLightningコネクタが採用されてきました。
私が持っているものでも「Beats X」「AirPods Pro」そしてこれまでの「iPhone」。
そして家族が使用しているiPhoneもまたLightningを使用しているのです。
充電ケーブルはこれまでLightningケーブルだけでよかったものが、これからはさらにUSB Type Cケーブルも必要になってきます。
家族全員の携帯がiPhone15になれば良いのですが、そんな贅沢はできません。
そして、これからも当分の間はLightningとUSB Type Cの共存が続きます。
ケーブル2本を常備するのは正直しんどいです。
そこでケーブル1本でLightningとUSB Type Cを併用できるものをAmazonで探しました。
このケーブルは片方の先端がLightningになっていますが外せるようになっていて、外すとUSB Type Cになります。反対側の先端はUSB Type Cになります。このケーブルは30WのPDにも対応。ケーブルの長さは1.8m、デスク上で使用する分には少々長い。
この1本でLightningとUSB Type Cが使用できるのはいいですね。
ただ注意したいのは、データ転送に関しては推奨されておりません。
このケーブルを使ったMacへのバックアップはできましたがメーカーから推奨されていないので、このケーブルを使うなら自己責任でってところでしょうか。
iPhone15にして一番困ったのは車に繋ぐ時です。
我が家の車にはCarPlayに対応したナビが備わっています。
これまではLightningケーブル1つで良かったのが、これからはUSB Type Cも繋がないといけなくなりました。
そこで今回購入したケーブルがとても役に立つのですが、ここでも困ったことが発生してしまいます。
それは車のコネクタはUSB Type Aだということ!
このケーブルはUSB Type C to USB Type C / Lightningなので、USB Type Aに刺さらない!
日本の車はまだUSB Type Aなんですよね・・・。
そこで、またAmazonで変換コネクタを探しました。
変換アダプタは探せばいろいろ出てきますが、ほとんどは接続すると速度がUSB2.0になってしまいます。
今回購入したUGREENの変換アダプタはQC3.0の急速充電に対応した変換コネクタです。
これでUSB Type CがUSB Type Aになりました。
早速車に取り付けてみました。
Lightning端子のiPhone 8を車に接続。CarPleyとの接続も問題なし。
USB Type C端子のiPhone15Pro MAXを車に接続。こちらも問題なし。
これでやっとUSB Type CとLightningの共存環境が整いました。
iPhone15シリーズを手にして困ったことが一つ解決できました。